読書から私が得たもの
私は、幼いころから本を読むのが大好きです。
読書は、私がまだ見たことのないさまざまなものを見せてくれます。
本を好きになったきっかけは、母の影響だと思います。
幼いころは絵本の読み聞かせをしてくれましたし、自宅にはたくさんの本があり本に囲まれて私は成長しました。
また、私は幼いころ体があまり丈夫ではなく入退院を繰り返していた時期がありました。
外に出られない私を支えてくれたのが本でした。
行ったことがない場所、見たことのない建物や花や虫、私の「元気になったら絶対見るぞ」という思いが折れそうになる心を支えてくれました。
また、神話や童話を通してこの世にない架空の世界を想像したりする力も読書を通じて得ることができました。
目に見える世界だけではなく、架空の世界を想像することができることによって自分の中の世界が広がりました。
そのことによって私の人生は二倍も三倍も豊かなものとなりました。
それは、私の「目に見えるものだけがすべてではない」という考え方を構築したように思います。