唾液に含まれるペリクルという成分
歯を磨いた後に何も食べていなかったとしても時間が経つと口の中が少しネバっとした
感じになるという経験をしたことはおそらく誰にでもあるものだと思います。
これは唾液に含まれているペリクルというタンパク質が関係しているそうです。
ペリクルなんてきっと似たような言葉すら聞いたことはないのではないでしょうか?
このペリクルっていうのは本来は歯をガードしてくれるというかコーティングする
役割をするのですがそれと同時に口の中の細菌を引き寄せてしまうそうです。
それでどうやって歯をガードしているのかというのはだいぶ謎ですが・・・。
その結果細菌が歯に付着しやすくなって何も食べていなくても長時間立つと
口の中がちょっとネバついてしまうということなんですね。
良いヤツなのか悪いヤツなのかという判断がちょっと難しいものでもあります。
ただこのペリクルというのは普通に歯磨きをすれば簡単に落とすことができます。
そして、ペリクルが歯に付着しているかどうかというのは触ってみればわかります。
歯を触ってみてちょっとザラザラしているような感覚があればペリクルが付着しているのです。
なので何も食べたり飲んだりしていなくても歯を磨くというのは重要なんですね。